デヴィッド グレーバー。 「レクサプロの時代の資本主義」に抵抗すること――木澤佐登志が読み解く、デヴィッド・グレーバー 『ブルシット・ジョブ』

『Bullshit Jobs: A Theory(洋書)』どうでもいい仕事を理論化する

グレーバー デヴィッド

👍 要するに、もしも経済というものが、単に人びとが生きていけるようにするための手段なのだとしたら、つまり食べ物や衣服や住まいを、さらには楽しみの糧を与える手段なのだとしたら、わたしたちの大部分にとって、経済はロックダウンのさなかにも、完璧に動いていたということになる。 1日に3時間だけ働けばいい。

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普遍的ベーシックインカムを擁護するグレーバーは、「 」(2019. 今日の必須の仕事(エッセンシャル・ワーク)のほとんどは、何らかの種類のケア労働であることが明らかになった。 有用だが低報酬の仕事。

追悼 デヴィッド・グレーバー(1961

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📲 〔PHOTO〕iStock 無意味な仕事が量産された グレーバーの主張はこうである。 そのひとつが「なんのためにやるのかよくわからない会議」だ。 だが、義務と負債は別のことではないか。

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うつ病がセロトニン濃度の低下によって引き起こされるという主張を受け入れることは可能だ。

民主主義の非西洋起源について/D・グレーバー【品切】

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🐲 行政の官僚だけでなく民間でも管理部門が増大し、人びとを追い立てている。

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本書の後半は、貨幣の二面の間の、つまり商品でもあり、信用(負債)でもあるという二面の間の振幅として、貨幣の誕生から現在までの、ユーラシア大陸の五千年史を描く。 読みやすさを考慮して、段落分けは仏語版を参照しつつさらに増やし、見出しは独自に補った。

デヴィッド・グレーバーの死を悼む: 呆け天残日録

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🙂 ブルシット・ジョブの巣食う官僚主義的な管理部門の肥大化。 とはいえ、その雇用条件の一環として、本人は、そうではないと取り繕わなければならないように感じている」。 他方、社会に必要なシット・ジョブに就いている人々は、その低賃金のために苦しんでいる。

例えばスラヴォイ・ジジェクもほとんど同様の論理に基づき、動物的水準での「生き延び」と人間的な生の営みの結びつきを強調している。 による「フランス語版のためのまえがき」および「付録」として恰好のグレーバー入門となる著者本人によるエッセイ(「惜しみなく与えよ」)を収録した、フランス語版をベースに編まれた日本独自編集版。

追悼デヴィッド・グレーバー:コロナ以降の新しい世界を想像するために (1/2)

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☮ わたしたちは経済を、まるでわたしたちには帰属しないものであるかのように扱っています。 本書の魅力は、夥(おびただ)しい数の事例に対する繊細な解釈にもある。

ブルシット・ジョブに就いている人は、高賃金の場合でも、無駄な仕事をしているために苦しんでいるともグレーバーは言う。 だからこそ、資本主義や官僚制といった大きな問題を扱ってもあまり抽象的にならず、地に足の着いた読後感がある。

デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』の魅力――仕事とケアの深層

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☕ つまりどちらも、自己調整システムとみなされる何かを指し示しており、この自己調整システムは、自然なバランスのもとに作動するならば、何らかの余剰を産み出すものとされた。 そして、確実にこの手の仕事は、働く人々の心身を蝕んでいる。

文化人類学者・アクティヴィスト。