伊那 谷 ねっと。 伊那谷ねっと|伊那谷から長野県南部からニュースや地域情報をお届け!

ドライブスルー・テイクアウトフェス|ニュース|伊那谷ねっと

ねっと 伊那 谷

👌 だがここで言われる「コト消費」は先に述べた「コトを売れ」の意味とは大きく異なっているように思う。 先日A町で参考に見せてもらったX旅行会社の「農泊」関連企画書では、地場産食材を利用した提供メニューや、歩いて回る周遊コース、A町の特産の果樹の収穫体験コースなどが例示され、農家民泊を組み込んだセット商品が提案されていた。

4
確かに、初めて農業体験を受け入れようとしている農家には、自分たちが思いもよらない所に都会の人は魅力を感じるのだということを知ることも大切なことであろう。

伊那谷ねっと|伊那谷から長野県南部からニュースや地域情報をお届け!

ねっと 伊那 谷

💙 政府・農林水産省が「農泊」推進政策を打ち出し、そのための補助金も多額に用意されている。 これを受けて、地域づくりに取組む全国の自治体・集落が、農業体験・食文化体験・農家民泊による暮らし体験などをセットにした「新たな旅行」を受け入れられるように、ソフト面でもハード面でも、整備を進めようとしているのだ。

13
分類から選ぶ• こうした事態を目の当たりにすると、「地方はまた食い荒らされていないか」と、憤怒とも焦燥とも、あるいは諦念ともつかぬものが沸き上がってくるのである。 NEWSランキング. マーケットインの視点がないのだ」と、農家や地域の人について考えているからだ。

伊那谷ねっと|伊那谷から長野県南部からニュースや地域情報をお届け!

ねっと 伊那 谷

🤛 こうした講師あるいは彼らを推薦したりする大手企業が、都会の消費者目線・旅行者目線で農業体験や農泊について語る感覚と、地域の農家目線でそれらについて語る感覚とは、完全に乖離しているのではないか? 消費者・旅行者側の視点からすれば、農業体験や田舎暮らし体験を通じて、非日常の楽しさや感動を感じられれば、ひとまずは、それでハッピー(ラッキー(?))であろう。 だが、そのような講演に直続する質疑応答では、決まって必ず、「誰がその受け入れをするのか?」「イベントが楽しかったのは分かったが、あなたはそれをきっかけにその地で農業をする気になったのか?」というような疑問とも批判ともつかぬ意見が会場から噴出するのである。

13
しかし、「農泊」の重要なファクターである農業体験や田舎暮らし体験、農家民泊などは、ここ数年のうちに新たに始まったものではなく、既に10~20年にわたり何度も繰り返し試みられてきたことだ。

伊那谷ねっと|伊那谷から長野県南部からニュースや地域情報をお届け!

ねっと 伊那 谷

😆 自分たちの魅力を自分たちが知らない。 「コト消費」論の欠陥 だが、農業体験や食体験・暮らし体験を受け入れる体制をどのようにして構築するかという核心問題を、脇にどけた、あるいはその領域は当該の自治体や農家・農業団体に実は任せっきりの、「農泊」による地域づくりプランなどというものがありうるのだろうか? 農業体験を受け入れることについて一歩踏み込むならば、これまでの農業経営(産地型とか地産地消型とか)に加えて(あるいはそれに換えて)、新たに体験型農業に踏み出す、経営上の利点や技術上の課題、なにより新たな形の農業を進める主体の大きさや組織形態などについての展望を見出さなければならないだろ う。

2
受け入れ側の自分たちもその時には楽しいことは分かっている。

伊那谷ねっと|伊那谷から長野県南部からニュースや地域情報をお届け!

ねっと 伊那 谷

📲 しかし、それを、少しは収益性がある継続可能な事業に成長させていく方法や発展方向性が明確にならないために、次第に受け入れに疲れてしまったというのが偽らざる現状なのである。

5
「モノではなくコトを売れ」は、モノを作る時間や過程を共有する、一緒に「コト」をつくる側から言われているのに対して、「コト消費」という言葉は、時間を共有する「コト」さえも「消費」の対象として「モノ」化して扱っている。

伊那谷ねっと|伊那谷から長野県南部からニュースや地域情報をお届け!

ねっと 伊那 谷

👇 各店舗がテイクアウト料理を出品し、訪れた人は買い物を楽しんでいました。 筆者は以前より、地域づくりには、食・農・観光の一体的な地域振興策が必要だと考えてきた。 この日は、市内外から約300人が会場を訪れたということです。

18
イベントは、市内の広告代理店アドコマーシャルと、飲食店有志らが、テイクアウト料理の情報を共有したり、配達などを行っている、いーなーイーツデリバリー組合が開いたものです。 展示会は22日まで開かれています。

伊那谷マインド

ねっと 伊那 谷

☢ Y社は、「この村の観光資源を発掘し、つなぎ合わせ、セットにして魅力を引き出して対外的に発信すること」が主要業務で、実際の「観光資源」を作り出すことは、その「地域」の人々の業務領域という線引きがなされているというわけだ。 しかし、それを受け入れる農家の側・地域の側からすれば、それはほんの出発点に過ぎず、むしろそこから、継続的に農産物を買ってくれたり、その地を繰り返し訪れ一緒に農作業をしてくれたり、できれば移住してくれたりすることを望んでいるわけである。

Copyright C 2021 InaCATV. 総合 政治・行政 農林・水産 教育・文化・芸能 スポーツ 経済・産業・観光 医療・福祉・奉仕 社会 くらし・話題• 「農泊」ブームの中で、消費者・旅行者目線の大手企業などの「地域づくり」提案が、外在的なものになってしまうのは、案外「コト消費」という発想そのものの欠陥の故なのかもしれない。

伊那谷ねっと|伊那谷から長野県南部からニュースや地域情報をお届け!

ねっと 伊那 谷

✊ 3月3日からは伊那文化会館で全作品が展示され、7日に表彰式が予定されています。

18
そうした視点からすれば、現状の「農泊」ブームは、ある意味では歓迎するべきものでもあるのだが、しかし、他面で、「このままでは『地方』はますます疲弊するばかりではないか?」と危機感を抱くこともある。